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「アッコちゃんの時代」の検索結果

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アッコちゃんの時代 (新潮文庫)

発 行 日 : 2007-12
頁   数 : 357
ランキング : 259452
著   者 : 林 真理子/
定   価 : ¥ 540
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■カスタマーレビュー

総合おすすめ度: 2.5

そもそもバブルがわからない…人には不向き
おすすめ度: 2
バブルはうっすらと覚えている世代です。さぞかしきらびやかなベルばらみたいな物語が展開するのかなあと期待して読みましたが、期待ハズレでした。
以下感想です。

最大の原因は主人公に花があるようで花がない。やたら美人という表現がでてくるのですが、運命に翻弄される美女というわけでも、男をたぶらかす魔女でもない。
いたって凡庸なお嬢さんといった印象。
また、フツーの女の子が有り得ない富と権力を偶然得てしまい、使い方がわからず身を持ち崩すというなら、マリー・アントワネットのようで入り込めるのですが、彼女がその美貌によって手に入れるものもいたって中途半端。(あれくらいの富と権力や名誉なら、もっと突拍子もないモノをもらった女性がいるような…。)また凋落も非常に中途半端。(まだまだ遊び暮らすわよ!なラストだったので凋落とはいえないかもですが)そんなわけで波瀾万丈に酔うこともできず…。
結局どう反応していいのかわからないまま読み終わりました。
当時を知っている人ならあのアッコちゃん!とワイドショー感覚で楽しめるのかもしれません。

バブル世代でない私にはなんかぼわーんとしかわかりませんでした。

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アッコちゃんの時代

発 行 日 : 2005-08-30
頁   数 : 276
ランキング : 318597
著   者 : 林 真理子/
定   価 : ¥ 1,575
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■カスタマーレビュー

総合おすすめ度: 3.0

マリーアントワネット
おすすめ度: 3
スキャンダラスな女の話が好きなので読んでみました。
バブル期に子供だった私には実体験のない世界ですが、当時の軽薄で狂乱した時代の空気は
わかるので、全体に乾燥した文体も手伝って、現代歴史小説のように読みました。

アッコ当人の描写が乏しく、なぜ彼女が当時から特別愛され、現在になって小説家される
ほどの魅力的な存在だったかが書いてないなぁと思いつつ途中まで読んでいましたが、
そもそも人の魅力やなぜかモテる人の理由なんて言葉では語れないし、途中からは
気にせず読めました。
ただ読後に主人公や周辺人物のことをもっと知りたくてネット検索してしまった自分を
見ると、登場人物を小説として効果的に活かすということがなされてなく、実在した人物
だからそのまま登場させた、という物足りない印象が残ったということなのかもしれません。
それがこの小説の手法(アッコを通して本当は当時の社会を描く)なのかも?

林真理子はコンプレックスが創作の原動力なので、美人はモテていい思いをするものだ、
ということで片付いてしまったのかな?と初め思いました。アッコが仮に不美人なのに
なぜかモテる女であったらアッコ自身に焦点の当たった小説になったかもしれません。
そう考えるとやはりアッコは「金と女と権力」といった言葉の中の「女」を象徴する存在
として配置されていて、個人として掘り下げる意図はなかったのだなと思えます。

ただアッコという人物が私にとって興味深かったのは、マリー・アントワネットがよく
言われるように無邪気・無自覚・無反省な人間であることです。
アッコは何かに感情的にこだわることもない、ただ、恋愛や人との係わり方、遊び方など
においておしゃれであるかどうか、そして楽しく快適であるかどうかということしか
考えていない。積極的な欲はないが、いつも人より得をしていたい。
当時の貴族社会のように日本のバブル社会が虚構と欲に満ちており、それを肥やしに咲いた
徒花を描いた意味では、おもしろい小説であったと思います。

ただ、早川の東北弁は不自然ですよね?(笑)

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