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「林真理子 本を読む女」の検索結果

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本を読む女 (新潮文庫)

発 行 日 : 1993-03
頁   数 : 285
ランキング : 73749
著   者 : 林 真理子/
定   価 : ¥ 460
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本から現実へ〜大人になる哀しみ〜
おすすめ度: 5
  林真理子さんの御母堂の少女時代から二人目の子ども(林真理子さん)を産むまでがモデルである。「赤い鳥」に作文が掲載され、将来は小説家にといわれた文学少女が、女学校に進み、女専に進み、教員となり、出版社で働き、結婚し、満州に渡る。相対的には、この当時としてはかなり恵まれた半生ではあるだろう。だが、その間に、様々な現実に直面し、様々なことをあきらめる。本の大好きな少女が、現実の世界で大人の女性になるということ、本を読みながら漠然と夢みていた美しい世界がいつの間にか消え、現実の世界のなかで、たくましく生きている自分に気づく、ということ、この切なさ、寂しさが、そのまま伝わってくる。
 この小説を最初に読んだのは読売新聞に連載されていたときだ。昭和版の更級日記などという触れ込みにひかれた記憶がある。その後文庫本を買って読み返したのは約15年前、就職活動に行き詰っていた大学生のころだ。主人公が自分のように思えて号泣した。
 その後、NHKで菊川怜主演でドラマ化されたことがあるが、このドラマには、原作の寂しさが描かれていなかった。ドラマ内では主人公もその周辺の人物もみんなひたすら前向きで明るい。少女が夢見た本の世界は大人になると消えるのだという、ひりひりするような喪失感こそが、この作品のテーマだと思うのであるが。
 昭和戦前期の雰囲気、特に当時の女学校や女子専門学校、また主人公が教鞭をとった女子青年学校などの女学生文化を知るのにもよい作品である。

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ラブレターズは、「みよこの部屋」という、当サイトを運営しているメディア木龍(みよこ)の趣味のサイトの中にある、エッセイのコーナーです。
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本を読む女〈1〉 (大活字文庫)

発 行 日 : 2006-10
頁   数 : 375
ランキング : 1335411
著   者 : 林 真理子/
定   価 : ¥ 3,129
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本を読む女〈3〉 (大活字文庫)

発 行 日 : 2006-10
頁   数 : 287
ランキング :
著   者 : 林 真理子/
定   価 : ¥ 3,129
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本を読む女〈2〉 (大活字文庫)

発 行 日 : 2006-10
頁   数 : 321
ランキング :
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定   価 : ¥ 3,129
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本を読む女

発 行 日 : 1990-05
頁   数 : 236
ランキング : 811539
著   者 : 林 真理子/
定   価 : ¥ 1,223
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本から現実へ〜大人になる哀しみ〜
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  林真理子さんの御母堂の少女時代から二人目の子ども(林真理子さん)を産むまでがモデルである。「赤い鳥」に作文が掲載され、将来は小説家にといわれた文学少女が、女学校に進み、女専に進み、教員となり、出版社で働き、結婚し、満州に渡る。相対的には、この当時としてはかなり恵まれた半生ではあるだろう。だが、その間に、様々な現実に直面し、様々なことをあきらめる。本の大好きな少女が、現実の世界で大人の女性になるということ、本を読みながら漠然と夢みていた美しい世界がいつの間にか消え、現実の世界のなかで、たくましく生きている自分に気づく、ということ、この切なさ、寂しさが、そのまま伝わってくる。
 この小説を最初に読んだのは読売新聞に連載されていたときだ。昭和版の更級日記などという触れ込みにひかれた記憶がある。その後文庫本を買って読み返したのは約15年前、就職活動に行き詰っていた大学生のころだ。主人公が自分のように思えて号泣した。
 その後、NHKで菊川怜主演でドラマ化されたことがあるが、このドラマには、原作の寂しさが描かれていなかった。ドラマ内では主人公もその周辺の人物もみんなひたすら前向きで明るい。少女が夢見た本の世界は大人になると消えるのだという、ひりひりするような喪失感こそが、この作品のテーマだと思うのであるが。
 昭和戦前期の雰囲気、特に当時の女学校や女子専門学校、また主人公が教鞭をとった女子青年学校などの女学生文化を知るのにもよい作品である。

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